レイカーズのジェームズが現役続行 ESPNの受賞式で表明 21季目に突入

[ 2023年7月13日 14:00 ]

ESPNの受賞式で現役続行を表明したレブロン・ジェームズ(AP)

 レイカーズのレブロン・ジェームズ(38)が12日、スポーツ専門局ESPNによる受賞式典「ESPY」でベスト・レコード・ブレーキング賞を受賞した際に自身の進退について言及。AP通信が報じているもので「コート上で持っている力をすべて出すことができなくなったら終わり。でも皆さんは幸運だ。だってまだ自分には多くのものが残っているし、きょうはその日ではないのだから」と語って現役続行を表明した。

 昨季のプレーオフでは西地区決勝でナゲッツに4戦全敗で敗退。オフになってジェームズは「今後のことはじっくり考えたい」と語っていた。この日は「これまで公表してこなかったけれど、ごまかさないでプレーできるのか?まだ試合ですべてを出し切れるのか?ということをここ数年、ずっと自分に問い続けてきた」と胸に秘めていた思いも吐露。しかし「何点取ろうが、コート上で何ができて何ができないなんてどうでもいいんだ」と、“エンジン全開モード”に常にスイッチを入れることが可能であると確認して、アンソニー・デービス(30)や八村塁(25)らとともに、21シーズン目に突入することになった。

 ジェームズは昨季55試合の出場(欠場27試合)で28・9得点、8・3リバウンド、6・8アシストをマーク。3点シュートの成功率は32・1%で、プレーオフ(計16試合)では24・5得点、9・9リバウンド、6・6アシスト、26・4%だった。

 キャバリアーズ、ヒート時代を含めた計1421試合での通算得点は3万8652。昨季にカリーム・アブドゥルジャバー(元バックス&レイカーズ)が保持していたNBAの歴代最多得点記録(3万8387)を34シーズンぶりに更新し、前人未踏の通算4万得点にはあと「1348」に迫っている。

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