笹生優花が69で8位浮上 首位と5差とメジャー2勝目射程圏「ここに来て2位を狙っている人はいない」

[ 2023年6月25日 07:50 ]

米女子ゴルフツアー 全米女子プロ選手権第3日 ( 2023年6月24日    米ニュージャージー州 バルタスロールGC=6621ヤード、パー71  )

笹生優花(AP)
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 5打差16位から出た笹生優花(22=フリー)が6バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの69で回り、通算2アンダーの8位に浮上した。通算7アンダーで首位に立つレオナ・マグワイア(28=アイルランド)とは5打差。21年全米女子オープン以来のメジャー2勝目を目指す。

 バックナインで本来の自分を取り戻すことができた。分岐点は10番パー4。笹生はティーショットをフェアウエーに置き、残り97ヤードを56度のウエッジでピン左3メートルにつけた。実は3週前の前戦で、取り組んでいたのがウエッジショットだった。「自信を持つことができたと思う」。このホールをきっかけに3連続バーディーを奪い、V戦線に割って入った。

 「バックナインで集中力を取り戻せたし、良いショットを打つこともできた。本当にいい1日だったと思う」

 青木功とジャック・ニクラウスによる「バルタスロールの死闘」で知られる今会場。女子のメジャーが開催されるのは38年ぶりのことだ。笹生は1カ月前、すでに会場で計2ラウンド練習をしてコースチェックを行っていた。「早めに来た方が100%正しい訳ではないけれど、でも、パーセンテージ的には見ていた方がいいということ」。その準備の積み重ねが、上位での戦いにつながっている。

 3月末から4戦連続の予選落ちを喫していた。ただ、キャロウェイ社製のマッスルバックの新アイアンを投入した前戦のみずほアメリカズ・オープンで7位に入った。この日のパーオン率は88・89%。「音が良い」と、メジャーの舞台でも武器になっているようだ。

 最終日の戦い方について、22歳は「いつも通りです」と自然体。ただしメジャー2勝目への意識を問われると、こうも言った。「ここに来て、2位を狙っている人はいない」。新たなメジャータイトルへ、トップを5打差で追う。
 

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