前年覇者の稲見萌寧はセカンドカットで涙を飲む「やりたかったなという気持ちはある」34位で予選通過も…

[ 2023年6月4日 11:14 ]

女子ゴルフツアー リシャール・ミル・ヨネックス・レディース最終日  ( 2023年6月4日    静岡県 朝霧ジャンボリーGC=6687ヤード、パー72  )

稲見萌寧
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 前日に濃霧でサスペンデッドとなった第1ラウンドの残りが行われ、前回覇者の稲見萌寧(23=Rakuten)は2バーディー、1ボギーの71で回り、1アンダーの34位で予選を通過したものの、1打届かずセカンドカットとなった。前週は予選落ちだっただけに「ディフェンディングだったのでとりあえずは一安心です」と口にしつつも、「試合の中でやらないといけないこともあるので、やりたかったなという気持ちはあります」と心境を明かした。

 この日は10番ティーから再開し、残り9ホールをラウンド。15番パー4でバーディーを奪い、1つスコアを伸ばしてホールアウトした。直近7試合は体調不良もあって、5試合の予選落ちという結果だった。現状は「ドライバーはクラブの調整が必要かな」と分析した上で、「アイアンは結構うまくいっている」と手応えを感じている。それだけに2日間計18ホール大会を終えることとなり、「なんか1ラウンドも回った気がしなくて。今週は何もなく終わっちゃった感覚ですね(笑い)」と振り返った。

 ○…大会は21年の資生堂レディース以来、ツアー史上3度目のセカンドカットを実施した。第1ラウンドが行われる予定だった2日が悪天候で中止となり、36ホール競技に短縮。3日はコースコンディション不良で4時間半スタートが遅れ、濃霧によるサスペンデッドとなった。競技成立を目指してさらに27ホールに短縮した上で、決勝ラウンドをプレーする人数を絞るセカンドカット実施を決定していた。これによりイーブンパーの54位タイまでの70人が予選通過となったが、2アンダー26位タイまでの33人のみが9ホールの最終ラウンドを戦う。

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