大坂なおみも続くか　谷亮子、寺田明日香ら出産後も輝くママアスリート

大坂なおみ
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　女子テニス元世界ランキング1位の大坂なおみ（25）が11日、妊娠を公表。出産後の早期競技復帰も表明した。「妊娠＝引退」の固定概念を吹き飛ばし、出産後も輝き続けるアスリートは多い。

　大坂も敬愛する米テニスのセレナ・ウイリアムズは17年9月に女児を出産。翌18年に競技復帰すると18年の全米オープン決勝で大坂と激闘を繰り広げるなど第一線でプレーした。

　柔道48キロ級の谷亮子はシドニー、アテネと五輪2大会を連覇し、05年12月に出産。「ママでも金」の名言ととも挑んだ08年北京五輪は銅メダルだったが、出産後も世界のトップで争えることを証明した。

　陸上100メートルハードルの寺田明日香は14年8月に女児を出産。7人制ラグビーへの挑戦を経て19年、陸上競技に復帰。その年の9月に日本人として初めて13秒の壁を破る12秒97の日本新記録を樹立し、21年の東京五輪にも出場した。

　バレーボールの荒木絵里香は12年のロンドン五輪で主将を務め、全日本女子28年ぶりの銅メダル獲得に貢献し、14年1月に出産。同年に競技復帰すると、Ｖプレミアリーグのトヨタ車体で6年連続となるブロック賞を獲得するなど活躍。21年の東京五輪にも出場した。