福岡第一3冠王手 主将・城戸気を吐く23得点 「大濠の分まで頑張って日本一に」

[ 2022年12月29日 06:00 ]

バスケットボール全国高校選手権第6日    福岡第一76―64中部大第一 ( 2022年12月28日    東京体育館 )

<福岡第一・中部大第一>ディフェンスを振り切ってシュートを決める福岡第一・城戸
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 福岡第一が高校初の3冠へ王手をかけた。準決勝で中部大第一(愛知)に勝ち、日本代表PG河村勇輝(21=横浜BC)を擁して頂点に立って以来、3年ぶりの決勝進出を決めた。29日の決勝は高校総体決勝の相手でもある開志国際(新潟)と対戦する。

 102人の部員をまとめる主将・城戸賢心(3年)が気を吐いた。昨年自身も出場しながら突破できなかった準決勝で崎浜と並ぶチームトップの23得点。初戦の2回戦は0点からのスタートだったが「みんなの思いを背負っていると考えた」と3回戦23点、準々決勝13点とチームメートのために巻き返した。

 「朝早くから夜遅くまで リバウンド練習に付き合って もらっているBチームの子にすごく申し訳ない初戦をしてしまった。切り替えてやるようにした」

 ルーズボールに体を張って飛び込む相手の気迫に押され、前半は同点。「自分たちの持ち味である泥くさいプレーを相手にやられてしまった」とリズムに乗り切れなかったが、第3Qの45―43の2点リードの場面で3点シュートを決めると、続けて相手の激しい守備でファウルを受け体勢を崩しながらも執念で得点した。そのフリースローもしっかり沈め5点差に引き離すと、そこから一気にチームのギアは加速した。

 井手口孝監督からは「大事な場面で城戸が決めてくれた。気持ちが入っていた」と評価された主将は、27日の準々決勝で敗れ、決勝での「福岡対決」がかなわなかった福岡大大濠の思いも背負う。「大濠の分まで頑張って日本一になりたい。みんなが苦しい場面でシュートを決めきるなどチームを鼓舞したい」。頼れる主将が3年ぶりの頂点と史上初の3冠へチームを導く。(村田 有子)

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