西岡　3年連続初戦敗退「相性よくない」、ラケット破壊の一方でボールボーイに水差し出す気遣いも

テニス　全米オープン第1日 （ 2022年8月29日    ニューヨーク　ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター ）

全米オープン1回戦、ダビドビチフォキナに敗れた西岡（AP）
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　今季4大大会最終戦が開幕し、男子シングルス1回戦で世界ランキング55位の西岡良仁（26＝ミキハウス）は3―6、5―7、3―6で世界39位のダビドビッチ・フォキナ（23＝スペイン）にストレートで敗れ、3年ぶりの初戦突破はならなかった。今月初旬のシティ・オープンで約2年半ぶりにツアー大会で決勝に進出して準優勝。調子を上げてニューヨークに乗り込んだが、初対戦の23歳に屈して今季4大大会はすべて1回戦敗退となった。

　高い打点からでも強烈なボールを打ち返され「あそこまで打って来られるとは思わなかった。いつもやっている展開ができず、うまく相手を崩すことができなかった。相性がよくないと感じた」と振り返った。思うような展開に持ち込めずイライラを募らせ、試合終了直後にはラケットを投げつけて破壊。一方で、第2セット第2ゲーム途中にボールボーイが暑さで体調を崩して試合が中断した際には水の入ったペットボトルを差し出す場面もあった。

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