キャバリアーズのクラークソンがフィリピン代表でアジア大会へ NBAが3選手の出場を認める

[ 2018年8月16日 16:10 ]

 NBAは15日、リーグに所属する3選手のアジア大会出場を「特例」として正式に認めた。そのうちの1人は昨季、レイカーズとキャバリアーズでプレーして平均13・9得点を挙げたジョーダン・クラークソン(26)で、母の出身国でもあるフィリピン代表として大会が開催されるインドネシア入りすることになった。

 残り2人はジョウ・チー(ロケッツ)と丁彦雨航(ディン・ヤンユーハン=マーベリクス)でともに中国代表。クラークソンは12歳からフィリピンのパスポートを所持しており、かねてから代表入りを希望していたと伝えられている。

 フィリピンはW杯アジア予選のオーストラリア戦で乱闘を引き起こし、監督とアシスタントコーチと10選手が先月に出場停止処分を受けたばかり。当初はアジア大会への参加を見合わせていたが、ドゥテルテ大統領の方針で出場することになった。

 すでにアジア大会の予選は始まっており、フィリピンは16日の予選リーグ初戦でカザフスタンに96―59で勝利。21日にはジョウ・チーと丁彦雨航が合流する中国と対戦する。

 なおW杯アジア予選で代表特別枠としてフィリピン代表でプレーしていたNBA元ネッツのアンドレイ・ブラッチ(31)は、アジア大会の代表メンバーには選ばれていない。

 ※ジョウ・チーは周◆(王ヘンに奇)

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