横綱・鶴竜、4場所連続で休場へ

[ 2017年11月8日 10:57 ]

横綱の鶴竜
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 大相撲の横綱・鶴竜(32=井筒部屋)が右足首負傷などのため、12日に初日を迎える九州場所(福岡国際センター)を休場する。休場は4場所連続、通算9度目で今年に入って5度目。師匠の井筒親方(元関脇・逆鉾)が8日、明らかにした。

 井筒親方によると、右足首痛に加えて数日前から腰痛も併発しているという。今年春場所に17年ぶりの4横綱となったが、全員の皆勤は今場所も実現しなかった。

 鶴竜は5月の夏場所、7月の名古屋場所を途中休場し、9月の秋場所は初日から休場。右足首じん帯を損傷し、名古屋場所後には右足甲の剥離骨折も判明した。今月3日には福岡入り後初の出稽古を行い、「しっかり踏み込めてよかった」と話していたが、無念の休場となった。

 ▼井筒親方の話 まだ痛みがあり、一進一退の状況。稽古の貯金が足りず、焦ってやっていた。今の状態で出るのはかえって、無責任だと思う。本当に申し訳ない気持ちでいっぱい。(来年)1月の初場所に向かって頑張りたい。土俵に上がって、成績いかんでは(進退を)決断しないといけない。

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2017年11月8日のニュース