80年全米OP2位の青木氏、松山称える「継承されていくのかな」

[ 2017年6月20日 05:30 ]

米男子ゴルフツアー 全米オープン最終日 ( 2017年6月18日    米ウィスコンシン州エリン エリンヒルズ=7845ヤード、パー72 )

全米オープンゴルフ 笑顔の松山と青木氏
Photo By 共同

 テレビ解説者として現地でプレーを見守った青木功は「松山はいいゴルフをした。積み重ねて、実力を今出し切ったという感じ」と称えた。“帝王”と呼ばれたジャック・ニクラウスに2打差で敗れた「バルタスロールの死闘」から37年が過ぎて、74歳となった現在は日本ゴルフツアー機構会長。大会前にはパッティングの助言を送り、松山が青木独特のハンドダウンの構えをまねして、周囲を笑わせる場面もあった。

 松山の強さの理由についてはパッティングを挙げ「平衡感覚。ぱっと立っただけで、フックとスライスが分かる」と説明。世界の頂点を目指す25歳をかつての自身と重ね「(姿勢が)継承されていくのかな」と目を細めていた。

続きを表示

2017年6月20日のニュース