鳴戸部屋新設を承認 元大関・琴欧洲「私を超える力士育てる」

[ 2017年3月11日 05:30 ]

理事会で相撲部屋新設が承認され、意気込みを語る元大関琴欧洲の鳴戸親方=10日、大阪市
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 日本相撲協会は10日、大阪市内で理事会を開き、鳴戸部屋の新設を承認した。東京都墨田区に部屋を構え、内弟子2人を従えて4月1日付で始動する元大関・琴欧洲の鳴戸親方は「私を超える力士を育てる夢がある。栄養バランス、トレーニングの仕方、休みも必要。全て指導したい」と青い目を輝かせた。

 欧州出身者初の親方。引退直後からの「部屋を持ちたい」という夢をかなえた。母国ブルガリアの力士育成にも注目が集まるが「外国人枠は一人。チャンスを与えられるのは1人しかいない。期待に応えるよう頑張る」と力を込めた。

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2017年3月11日のニュース