宮原知子 四大陸、アジア欠場 左股関節を疲労骨折 伊東委員長「世界選手権が大事」

[ 2017年2月7日 17:27 ]

 フィギュアスケート女子のエース、宮原知子(関大)が左股関節の疲労骨折で、今月の四大陸選手権(江陵=韓国)と札幌冬季アジア大会を欠場することになった。日本スケート連盟の伊東秀仁フィギュア委員長が7日、明らかにした。

 6日夜に連盟に連絡があり、全治は約4週間という。宮原は来季の平昌冬季五輪の国別出場枠が懸かる3月29日開幕の世界選手権(ヘルシンキ)には出場する意向で、伊東委員長は「無理をしたら(四大陸選手権などで)いい結果は出るかもしれないけど、世界選手権が大事」と話した。四大陸選手権は本郷理華(邦和スポーツランド)、アジア大会は坂本花織(神戸FSC)が代わりに出場する。

 関係者によると、宮原は昨年12月のグランプリ(GP)ファイナル前から左股関節に痛みがあり、最近は練習を制限していた。宮原は連盟を通じて「今は加療に専念し、世界選手権でしっかりとした演技ができるよう体調を整えたい」とのコメントを発表した。

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2017年2月7日のニュース