FISA 細淵氏が理事に 日本の発言力強化にスポーツ庁が支援

[ 2016年11月17日 05:30 ]

 国際ボート連盟(FISA)の理事に、日本ボート協会の細淵雅邦理事(56)が就任したことが16日、分かった。

 日本協会によるとFISAの役員を日本人が務めるのは初。担当分野は五輪の開催準備や運営で、会場見直し問題を抱える2020年東京五輪に向けて日本側とのパイプ役となることが期待されている。13日までスイス・ローザンヌで行われたFISA理事会で決定した。任期は2年。

 スポーツ庁は国際スポーツ界での日本の発言力強化のため、国際競技連盟(IF)の役員増加を政策の柱に掲げており、細淵氏も支援を受けた。10月には渡辺守成氏が国際体操連盟(FIG)会長に当選するなど官民一体の戦略の成果が出ている。

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2016年11月17日のニュース