山県、準決勝棄権 ケンブリッジは体調不良で欠場 優勝は長田

[ 2016年10月8日 18:38 ]

成年男子100メートル予選 10秒48で1着の広島・山県亮太(34)
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 国民体育大会「2016希望郷いわて国体」第8日は8日、岩手県北上市の北上総合運動公園陸上競技場などで行われ、陸上の成年男子100メートルは長田拓也(愛知・法大)が10秒35で優勝した。リオデジャネイロ五輪400メートルリレー銀メダルの山県亮太(広島・セイコーホールディングス)は、予選を10秒48の6組1着で通過後、準決勝を体調不良のため棄権。ケンブリッジ飛鳥(東京・ドーム)は欠場した。

 成年女子100メートルはリオ五輪代表の福島千里(北海道・北海道ハイテクAC)が11秒66で制し、7連覇を達成。成年男子走り高跳びは五輪代表の衛藤昂(三重・AGF)が2メートル15で、同400メートル障害は岸本鷹幸(青森・富士通)が49秒99で勝った。

 スポーツクライミングで争われる山岳の成年女子ボルダリングは、9月の世界選手権3位の野口啓代(茨城県競技力向上対策本部)のいる茨城が優勝。同選手権2位の野中生萌(東京都連盟)の東京は2位だった。柔道の成年女子は茨城が10年ぶり8度目、少年女子は愛知が2年連続4度目の頂点に立った。

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2016年10月8日のニュース