室田 10アンダーで大会最多の4度目V!「自分に合っている」

[ 2016年8月22日 05:30 ]

ファンケル・クラシック最終日で優勝した室田淳(中)とファンケル代表取締役会長グループCEO池森賢二・大会会長(左)、大会特別顧問の原辰徳前巨人監督

男子シニアゴルフツアー ファンケル・クラシック最終日

(8月21日 静岡県裾野市 裾野CC(6911ヤード、パー72))
 首位から出た室田淳(61=長寿の里)が1イーグル、6バーディー、4ボギーの68で回り、通算10アンダー、206で連覇。大会最多となる4度目の優勝を飾った。2打差の2位に冨永浩(55=アコーディア・ゴルフ)、三好隆(65=タニヤゴルフ)、久保勝美(53=高根CC)の3人が入った。最終日は8016人が来場し、3日間で計2万877人が観戦。7年連続でギャラリー数が2万人を超えた。

 “キング・オブ・シニア”の異名を持つ室田が今年も強さを見せつけた。9番から3連続バーディーをマークしたが、14番からは3連続ボギー。それでも、18番で劇的なイーグルパットを沈めて勝利を手にした。

 全米シニアオープンから連戦となり「スケジュールの関係で体調はいまひとつだった。それでも、このコースは自分に合っている」と2年連続4度目のVを成し遂げた。
 海外、レギュラー、シニアツアーを転戦する“鉄人”は、18日のプロアマ戦で大会特別顧問に就任したプロ野球・巨人の原辰徳前監督(58)と同組でラウンドした。その原前監督は「勝つべくして勝った」とキングを称えた。

 今季から賞金総額が6300万円から7200万円に増額。優勝賞金1500万円に加え、60歳以上のプロに贈られる「AOKIグランドシニア特別賞」(1位300万円)もゲット。昨年に続くシニア賞金王の座も視界に捉え「これからもシニアをよろしく」と笑った。

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2016年8月22日のニュース