ウォリアーズ 指揮官復帰戦飾る、コービー“記念日”に5得点

[ 2016年1月23日 17:27 ]

ようやく復帰したウォリアーズのカー監督(AP)

 NBAは22日に各地で9試合を行い、ウォリアーズは地元オークランドでペイサーズを122―110(前半64―51)で下し、3連勝で40勝4敗。腰を2度手術したスティーブ・カー監督(50)がようやく戦列に復帰し、ホームでは今季20戦全勝、通算では38連勝を飾った。ホーム連勝のNBA記録は1995年3月30日から96年4月4日まで続けたブルズの44。ウォリアーズは歴代2位のマジックの記録(40連勝=95年3月21日~96年3月19日)にあと「2」と迫った。

 ステファン・カリー(27)は39得点10リバウンド12アシストをマークして今季2回目(通算7回目)のトリプルダブルを達成。第1Qと第2Qの終了間際にはハーフライン近くからブザービーターを決めて2万人の地元ファンを沸かせた。この日はこの超ロング弾を含めて3点シュートを8本(試投15本)成功。今季の成功数は204となり、4季連続の200本以上はリーグ史上初の快挙となった。またチームのトリプルダブル達成数はドレイモンド・グリーン(25)の8回を含めて通算10回となり、59年シーズンにマークしている年間最多記録に38試合を残している段階で並んだ。

 敗れたペイサーズは23勝20敗。モンテイ・エリス(30)は18得点、ポール・ジョージ(25)は12得点に終わった。

 スパーズは敵地ロサンゼルスでレイカーズを108―95(前半56―43)で退けて13連勝で38勝6敗。マヌー・ジノビリ(38)が今季自己最多の20得点、球宴にファン投票で選出されたカワイ・レナード(24)は18得点をマークした。

 レイカーズは9勝36敗。22日はコービー・ブライアント(37)が歴代2位の81得点(対ラプターズ)を挙げてからちょうど10年という“記念日”だったがスパーズには歯が立たず5連敗。ブライアントはこのカードでは自己最少の5得点に終わった。

 ホーネッツは敵地オーランドで延長の末にマジックを120―116(前半55―61)で退けて20勝23敗。ケンバ・ウォーカー(25)が40得点9アシストを稼ぎ、チームのロードでの連敗を10でくい止めた。

 マジックは5連敗で20勝22敗。ビクター・オラディーポ(23)がチーム最多の20得点をマークしたもののここ10戦で9敗目を喫した。

 西地区全体3位のサンダーは敵地ダラスでマーベリクスに109―106(前半48―56)で競り勝って33勝12敗。ケビン・デュラント(27)が24得点、ラッセル・ウエストブルック(27)が16得点8リバウンド7アシストを記録して今季チーム最長の7連勝を飾った。

 マーベリクスは25勝20敗。この日26得点のチャンドラー・パーソンズ(27)が終了間際に放った3点シュートが入っていればホームではチーム初の4試合連続の延長戦となっていたが、惜しくもリングに嫌われた。

 <その他の結果>ラプターズ(28勝15敗)101―81ヒート(23勝21敗)、ジャズ(19勝24敗)108―86ネッツ(11勝33敗)、セルティクス(23勝21敗)110―101ブルズ(24勝18敗)、クリッパーズ(28勝15敗)116―88ニックス(22勝23敗)、ロケッツ(23勝22敗)102―98バックス(19勝26敗)

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