金蘭会・宮部 復活の勝利!7月にヘルニア「本当に良かった」

[ 2016年1月7日 05:30 ]

<金蘭会・東九州龍谷>第3セット、宮部(右)がスパイクを決めガッツポーズ

春高バレー第2日

(1月6日 東京体育館)
 春の高校バレー2回戦が6日に東京体育館で行われ、女子は前回優勝の金蘭会(大阪)が東九州龍谷(大分)を2―1で下し、3回戦に進んだ。全国高校総体と国体との3冠を狙う九州文化学園(長崎)も順当勝ち。男子は2連覇を狙う東福岡や星城(愛知)が勝ったが、全国高校総体王者の大塚(大阪)や前回2位の大村工(長崎)は敗れた。

 大阪代表の金蘭会は、昨夏ワールドグランプリで日本代表デビューした宮部(2年)が劇的な勝利に貢献した。「あしたにつながって本当に良かった」。第3セットの24―25とマッチポイントを握られた場面で、クロスにスパイクを決めて勝利を呼び込んだ。7月末にヘルニアになり、1カ月は治療に専念。昨年12月末の全日本選手権で実戦復帰し「プレーは100%ではない」としながらもフェイントやブロックアウトをうまく織り交ぜた。「予想以上にやってくれた」と池条義則監督もエースに及第点を与えた。

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2016年1月7日のニュース