照ノ富士強行出場!右膝前十字じん帯損傷で全治1カ月も…

[ 2015年9月26日 09:17 ]

付け人の肩を借りて必死に階段を下りる照ノ富士(右)

 大相撲秋場所13日目(25日)に右膝を痛めた大関・照ノ富士(23=伊勢ケ浜部屋)が右膝前十字じん帯損傷で全治1カ月と診断を受けたものの、14日目も強行出場することがわかった。師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)が26日に明かした。14日目は大関・豪栄道(29=境川部屋)と対戦する。

 照ノ富士は13日目、大関・稀勢の里(29=田子ノ浦部屋)に寄り倒され、右膝を負傷。病院でMRI検査を受け、右膝前十字じん帯損傷で全治1カ月と診断されたという。2横綱不在の中、初日から11連勝し現在2敗で横綱・鶴竜(30=井筒部屋)と並びトップ。2場所ぶり2度目の優勝へ向け、出場へ強い意志を示した。

 伊勢ケ浜親方は「万が一、同じところを痛めたら(靱帯が)切れる可能性があり、1年を棒に振るかもしれないと言ったが、本人がやるだけやりたいと言った。普通に歩いたりシコを踏んだりしている。無理に止める必要はない」と話した。

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2015年9月26日のニュース