鶴竜 首投げにも動じず2敗死守「自分の相撲するだけ」

[ 2015年9月26日 05:30 ]

鶴竜(左)が豪栄道を寄り切りで勝利

大相撲秋場所13日

(9月25日 東京・両国国技館)
 張り差しで左を深く入れた鶴竜は、豪栄道の苦し紛れの首投げにも動じず寄り切って2敗を守り「中に入ってくるのを警戒していた。良かった」と淡々と話した。

 これでトップの照ノ富士と並び、北の湖理事長は「照ノ富士のケガは関係なく、鶴竜が有利」と見解を述べた。14日目に勢が敗れ、自身が稀勢の里を倒し、さらに照ノ富士が千秋楽まで休場することになれば、横綱昇進後初となる2度目の優勝が決まる。照ノ富士休場なら、千秋楽の結びの相手が平幕という異常事態になる可能性も出てきた。それでも当の横綱は「目の前の相撲に集中して、自分の相撲をするだけ」と一言。一人横綱は無欲で責務を果たす。

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