伊達組 ストレートで初戦突破「まだまだ挑戦したい」

[ 2015年7月2日 05:30 ]

女子ダブルス1回戦を突破した伊達(右)、スキアボーネ組

ウィンブルドン選手権第3日

(7月1日 英ロンドン・オールイングランド・クラブ)
 ダブルス女子1回戦ではクルム伊達公子(エステティックTBC)フランチェスカ・スキアボーネ(イタリア)組がクラウディア・ヤンスイグナチク(ポーランド)アンドレヤ・クレパーチ(スロベニア)組を6―4、6―2で下した。

 ストレートで勝負を決めると、クルム伊達はスキアボーネと笑顔で抱き合った。大好きな芝コートを楽しそうに駆け回り「とてもうれしい」。元全仏シングルス女王のパートナーが気迫で引っ張れば、クルム伊達は巧みなロブショットやネットプレーで観客のため息を誘った。今季は左肘や右肩の痛みに苦しみ、シングルスは7年連続の本戦出場を逃したが、ダブルスで健在ぶりをアピール。「まだまだ挑戦したい」と意気込んだ。

 青山修子(近藤乳業)レナタ・ボラコバ(チェコ)組、土居美咲(ミキハウス)シュテファニー・フォクト(リヒテンシュタイン)組は初戦で敗退した。

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2015年7月2日のニュース