レブロン負傷に選手の不満噴出!「カメラマンは後ろに下がれ」

[ 2015年6月12日 15:12 ]

頭部に裂傷を負ったキャバリアーズのジェームズ (AP)

 NBAファイナルは11日、オハイオ州クリーブランドで第4戦が行なわれ、ウォリアーズがキャバリアーズを103―82(前半54―42)で下して対戦成績を2勝2敗としたが、この試合の第2Qにキャバリアーズのレブロン・ジェームズ(30)がプレー中に頭部を負傷するアクシデントに見舞われた。

 ジェームズはベースラインからドライブインしたところをウォリアーズのセンター、アンドルー・ボガットからファールを受けた。その際、バランスを崩してコートサイドのカメラマンと激突。頭を抑えたジェームズは苦悶の表情でその場に倒れ込んだ。

 ジェームズは頭を軽く切ったものの、幸いにして縫合する必要もなく、すぐに試合へ復帰。しかし、カメラマンとぶつかり、あわや大怪我の可能性もあったこの光景にNBAの選手たちが自身のツイッターで反応した。

 「そろそろコートサイドのカメラマンを後ろに下げさせるべきではないかな。選手たちは長年、あの位置にいることを不満に思っているよ」と声を上げたのは今季のシックスマン賞を獲得したラプターズのルー・ウィリアムズ。トレイルブレーザーズのメイヤーズ・レナードは「コートに近すぎる。NBAの選手は大きくて強靭な体の持ち主が多いからね」と衝突時の大怪我を憂慮。クリッパーズのスペンサー・ホーズも「ゴール下のカメラマンに対して何か手を打つ必要があるかもしれない」と問題を指摘していた。

続きを表示

この記事のフォト

2015年6月12日のニュース