昨夏右足開放骨折、ペ軍ジョージ復帰 途中出場で13得点

[ 2015年4月7日 05:30 ]

 NBAは5日行われ、昨夏にラスベガスで行われた米国代表の練習試合で、右足腓骨(ひこつ)と脛骨(けいこつ)の開放骨折という重傷を負ったペイサーズのポール・ジョージ(24)が地元インディアナポリスでのヒート戦で247日ぶりにコートへ復帰。途中出場ながら13得点を挙げて地元ファンを歓喜させた。23点差で勝ったペ軍はヒ軍と並んで東地区全体の9位。8位セルティクスに1ゲーム差に迫り、プレーオフ進出に望みをつないだ。ウォリアーズはサンアントニオでスパーズに敗れて連勝は12でストップ。7連勝のス軍はホームのこのカードで32連勝を飾った。

 ペイサーズのジョージが第1Q6分すぎにコートに登場するとファンはスタンディングオベーションで背番号13を出迎えた。ジョージは「人生で忘れられない瞬間になった」と感無量の面持ち。昨夏の世界選手権ばかりでなくNBAでの出場も絶望かと思われていたが、プレーオフ進出が懸かった大事な試合で復活を果たした。第4Qには3点シュートを連続で成功。ボーゲル監督も「完全に復調している」と笑顔を見せ、対戦したヒートのウェイドでさえ「戻ってこられてうれしいよ」と声を掛けるほどだった。

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2015年4月7日のニュース