錦織 3戦連続ストレート勝ちで4強!2大会連続Vへ前進

[ 2015年2月27日 09:58 ]

男子シングルス準々決勝でアレクサンドル・ドルゴポロフと対戦する錦織圭(AP)

 テニスのメキシコ・オープンは26日(日本時間27日)、メキシコのアカプルコで行われ、男子シングルス準々決勝で世界ランキング5位の第1シード、錦織圭(25=日清食品)は世界33位で第5シードのアレクサンドル・ドルゴポロフ(26=ウクライナ)に6―4、6―4でストレート勝ちしてベスト4進出を決めた。

 ジュニア時代からの旧友で、1月のブリスベン国際ではペアを組んで準優勝したドルゴポロフを相手に、錦織は第1セット、6度のジュースの末にいきなり第1ゲームをブレーク。その後は互いにサービスゲームをキープする互角の戦いが続いたが、第8ゲームをブレークされ4―4と追いつかれてしまう。錦織はそれでも第9ゲームで相手のミスを誘ってブレークバックし、続く第10ゲームはきっちりキープして第1セットを先取した。

 第2セットは、第4ゲームで40―15からサービスエースを決めてキープすると、第5ゲームは40―30からドロップショットを決めて追いつき、相手のミスもあってブレークに成功。第6ゲームもキープして3ゲームを連取して一気に流れをつかみ、勝利につなげた。

 錦織は今大会初戦から3試合連続でストレート勝利。メンフィス・オープンに続く出場2大会連続優勝へまた一歩前進した。27日(同28日)の準決勝で世界15位の第4シード、ケビン・アンダーソン(28=南アフリカ)と対戦する。

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