慶大・和田監督今年度で退任 後任候補は金沢氏が有力

[ 2015年2月10日 05:33 ]

慶大ラグビー部の和田康二監督

 慶大ラグビー部の和田康二監督(36)が任期満了に伴い今年度限りで退任することが9日、分かった。後任はOBで、今年度はテクニカルアドバイザーを務めた金沢篤氏(37)が有力となっている。

 和田監督はスタンドオフとして、創部100周年だった99年度の大学日本一に貢献。00年度には主将を務めた。卒業後は外資系投資銀行に勤めながら、慶大と慶応高でコーチを歴任。13年4月に監督に就任すると大学選手権では2季連続で準決勝進出に導いたが、所属会社の要請もあり2季限りでの退任。

 後任候補の金沢氏は和田監督の1学年先輩に当たり、現役時代はバックス。公式戦出場はほとんどなかったが卒業後に銀行員からプロコーチに転身。慶大コーチ時代の07年度に大学選手権準優勝に貢献した。

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2015年2月10日のニュース