美香 胸張る19位 開幕2戦目で2季ぶりトップ20 

[ 2015年2月10日 05:30 ]

18番でバーディーを決め、ガッツポーズの宮里美香

USLPGAツアー ピュアシルク・バハマ・クラシック最終日

(2月8日 バハマ・パラダイス島 オーシャンクラブGC=6644ヤード、パー73)
 第3ラウンドの残りと最終ラウンドが行われ、19位で最終ラウンドに臨んだ宮里美香(25=NTTぷらら)は3バーディー、1ボギーの71をマークし、通算8アンダーの284で19位。2季ぶりのトップ20入りとなった。同じく19位から出た宮里藍(29=サントリー)は72で回り、通算7アンダーの24位だった。金世ヨン(22=韓国)が通算14アンダーで並んだ3人のプレーオフを制し、米ツアー初優勝を挙げた。

 納得のゴルフに思わず笑みがこぼれた。宮里美は「タフな4日間だったが、その中でスコアを伸ばすことができたのは自分にとって大きい」と胸を張った。

 第3ラウンドの13ホール目から再開し、2つのバーディーを奪いスコアを伸ばした。最終ラウンドでは「今週は自信を持って打てていた」というショットに加え、パットもさえた。10番で3メートルを沈めると、最終18番では8メートルのフックラインを読み切って膝を折りながらガッツポーズした。

 今季から新たなトレーナーを迎え、本格的な調整を始めた1月5日以降に練習を休んだのは1日だけ。新たにランニングを取り入れて体力強化に努めた結果、「ショットがぶれなかった」とスイングが安定。最終日は24ホールの長丁場となったが最後までバテることはなかった。

 昨季は米ツアーで一度もトップ20に入れず、賞金ランキングは91位に低迷。巻き返しを期す今季は開幕2戦目で2季ぶりのトップ20に入り「良いプレーができれば結果につながる」と自信を深めた様子だった。 

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2015年2月10日のニュース