大貴 復調4位 「自信につながる」3位と0・5差

[ 2015年2月10日 05:30 ]

W杯ジャンプ個人第22戦で復調の4位に入った伊東大貴

ノルディックスキーW杯ジャンプ男子はドイツ・ティティゼーノイシュタットで行われ、8日の個人第22戦(HS142メートル、K点125メートル)で、伊東大貴(雪印メグミルク、写真)が135.5メートル、134メートルの272.8点で4位に入った。葛西紀明(土屋ホーム)は1回目に131.5メートルで4位につけたが、2回目は127.5メートルと伸びず、262.1点で11位。アンデシュ・ファンネメル(ノルウェー)が135.5メートル、143.5メートルの285.2点で今季、通算とも2勝目を挙げた

 昨年12月の第4戦以来のトップ5。伊東は「調子を落としていたので自信につながる」と笑みをこぼした。1回目はK点を10.5メートル越えて4位につけ、2回目も不利な追い風を受けながら134メートルと粘った。3位と0.5点差に「惜しかった」と悔しさをのぞかせつつ「久々にいいジャンプが飛べた」との手応えを得た。世界選手権開幕まで10日を切り、初の個人メダル獲得に期待も高まるが「目の前のことをこなすだけ」とフライングヒルで争う次戦を見据えた。

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2015年2月10日のニュース