種目追加で五輪統括部長 選手増は常識の範囲で対応

[ 2014年12月10日 09:02 ]

 国際オリンピック委員会(IOC)のデュビ五輪統括部長は9日、2020年東京五輪で開催都市の提案によって野球、ソフトボールなど種目が追加される場合、参加選手数の上限の約1万500人について「追加の選手増で超えるとしても常識の範囲で対応したい。(増加が)500人以上になるとIOCのシナリオが変わってくる」との認識を示した。

 種目数は約310の上限を設定。同五輪統括部長は「50人や100人規模であれば、大会組織委員会が財政や運営面の計画を示せば問題ない」とした上で「ドーピング対策やトップ選手の参加状況も再確認しなければならない」と説明した。

 来年2月に東京で行われるIOCと大会組織委員会との事務折衝や同月のIOC理事会での協議が重要なテーマとし、来夏のIOC総会で追加種目の採決が可能との見通しも明らかにした。(共同)

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2014年12月10日のニュース