バドミントンは協議続行 東京五輪会場見直し

[ 2014年12月10日 08:48 ]

 2020年東京五輪のバドミントン会場を臨海部から調布市に変更する計画について、世界バドミントン連盟(BWF)のホイヤーラーセン会長は9日、まだ計画に合意しておらず、大会組織委員会と協議を続けていく考えを明らかにした。

 モナコで組織委から変更案について説明を受けた同会長は「われわれはハッピーではない。しかし、協議は建設的なものだった」と語った。BWFは会場が選手村から遠いことや、メディアの取材が不便になることなどに懸念を示しているとみられる。

 羽田空港に近いため、空撮のヘリコプターが飛行を制限される空域に入ることが問題となっているトライアスロン会場(港区)について、国際トライアスロン連合のカサド会長は「東京の中心から離れることになれば、われわれには大きなダメージになる。当初の計画通りの実施を望む」と語った。(共同)

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2014年12月10日のニュース