錦織「怖い。落ち着かない」ファイナル出場へ…残り枠「3」

[ 2014年10月22日 05:30 ]

ATPツアーファイナルに向け、現在の心境をブログにつづった錦織

 男子テニスの錦織圭(24=日清食品)は21日、年間成績などの上位8人で争われるシーズン最終戦ATPツアー・ファイナル(11月、ロンドン)に向け、年間獲得ポイントで5位につける現状に「怖いというか不思議な感覚。今は違和感しかない。落ち着かないし、毎日がそわそわしている」と自身の公式サイトで率直な心境を語った。

 今週のバレンシア・オープンを欠場した理由は右でん部の回復具合が思わしくなかったと説明し「無理をすれば出られたとは思うが、(3週連続でツアー大会に出場した)アジアでの疲労が結構出ていたので体を回復させることを優先し、ケガにつながることは絶対に避けたかった」と打ち明けた。

 ATPツアー・ファイナルの出場権争いは、全米オープンを制したマリン・チリッチ(クロアチア)ら今季の4大大会覇者を含む5人が条件を満たし、出場が確定。残り3つと大詰めを迎えている。地元英国のアンディ・マリーが前週のツアー優勝で8位に浮上。10位のミロシュ・ラオニッチ(カナダ)もファイナル進出の可能性を残しており、予断を許さない。

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2014年10月22日のニュース