ハーデン大車輪の活躍 2大会連続で米国決勝へ 男子バスケW杯

[ 2014年9月13日 05:30 ]

 男子バスケットボールのW杯は11日、スペインのバルセロナで準決勝の1試合を行い、米国が96―68(前半43―35)でリトアニアを下し2大会連続で決勝に進出。前半で無得点に終わっていた主将のジェームズ・ハーデン(25=ロケッツ)が第3Qだけで自身の全得点となる16得点を挙げ、このクオーターを33―14と圧倒して勝負を決めた。リトアニアは前半で粘ったが、後半は息切れ。なお準決勝の残り1試合(フランス―セルビア)は12日にマドリードで行われる。

 米国は前半もたついたものの、第3Qのフィールドゴール成功率は74%。ハーデンが3点シュート2本を含む6本のシュートを成功させ、最前列で見守っていたサッカーのブラジル代表FWネイマール(バルセロナ)を驚かせた。大会前から全選手がスペインとの決勝を予想して準備していたが、開催国でもあるライバルは準々決勝でフランスに苦杯。それでもハーデンは「どんな相手であれ軽視したりはしない」と大会連覇に向けて気持ちを引き締めていた。

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2014年9月13日のニュース