松山 イライラ「自分のスイングがよく分からない」

[ 2014年5月6日 05:30 ]

最終ラウンド、1番でティーショットを放つ松山英樹

USPGAツアーウェルズ・ファーゴ選手権最終日

(5月4日 米ノースカロライナ州シャーロット クウェイルホロー・クラブ(7562ヤード、パー72))
 松山英樹(22=LEXUS)は5バーディー、4ボギー、1ダブルボギーと出入りの激しい内容で73とスコアを落とし、通算2アンダーの286で38位に終わった。71で回ったJ・B・ホームズ(32=米国)が通算14アンダーで今季ツアー初勝利、通算3勝目を挙げた。

 完全復活にはまだ時間がかかりそうだ。松山は「スコアが上下動しすぎて疲れた。自分のスイングがよく分からない」といらいらを募らせた。序盤はショットが左にぶれ2番から3連続ボギー。それでも6番からは11ホール連続1パットで、この間に5バーディーを奪って立て直した。「ショートゲームが良ければ盛り返してこられる」。流れをつかんだように思われたが、17番パー3の第1打でグリーンを外すとピンに寄せられず、6メートルから3パットでダブルボギー。最終18番もボギーを叩いた。次戦は8日開幕のプレーヤーズ選手権。「試合じゃないと直せない部分がある。少しずつ頑張りたい」と見据えた。

 ◆松山26位 男子ゴルフの4日付最新世界ランキングが発表され、松山英樹は順位を2つ上げて26位となった。小田孔明は84位、石川遼は85位でともに2つ下げた。片山晋呉は106位、谷原秀人は116位。1位タイガー・ウッズ(米国)ら上位に変動はなかった。

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2014年5月6日のニュース