金ラッシュ３日連続でストップ　長島「力の半分しか出せなかった」

男子81キロ級の初戦となる２回戦で敗退した長島啓太
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世界柔道第４日

（8月29日 ブラジル・リオデジャネイロ）
　男子８１キロ級の長島はあっけなく敗退し「力の半分くらいしか出せなかった」とショックの色が濃かった。

　９０キロ級から転向したというチェティッチに動きを封じ込まれた。持ち味の攻撃柔道を展開できず、指導２を取られての敗戦。チームは３日連続金メダルだったが「自分は自分だと思ってやるだけだった。悔しい気持ちでいっぱい」と険しい表情で話した。

　努力家で遅咲きの２４歳。男子の井上監督は「愚痴も言わずに練習をやってきた。世界で闘える選手になっていこうな、と声を掛けた」と奮起を期待した。（共同）