オール一本勝ちで頂点!大野 世界に見せた「日本の柔道の美しさ」

[ 2013年8月29日 07:52 ]

男子73キロ級で初出場優勝し、金メダルを手に笑顔の大野将平
Photo By スポニチ

世界柔道第3日

(8月28日 ブラジル・リオデジャネイロ)
 男子73キロ級の大野将平(21=天理大)が6試合オール一本勝ち(2試合は反則勝ち)で堂々の優勝。60キロ級の高藤直寿(20=東海大)、66キロ級の海老沼匡(23=パーク24)に続き、井上康生監督に3日連続の金メダルをプレゼントした。

 大野は初戦で07、09年覇者の王己春(韓国)に反則勝ちすると、次々に強敵を撃破。準々決勝では延長戦で一本勝ちを収め、決勝ではロンドン五輪銅メダルのウーゴ・ルグラン(フランス)を跳ね腰で破り、世界選手権初出場で初制覇を成し遂げた。

 ▼大野将平の話 日本の柔道は一番強く、美しいというのを見せたかった。大変なのはこれからで、ここがゴールではない。ずっと勝ち続ける選手になって、2016年の五輪でリオデジャネイロに帰ってきたい。

続きを表示

この記事のフォト

2013年8月29日のニュース