沙羅が2回ともトップ 白馬で女子チームが記録会

[ 2013年8月27日 17:54 ]

 長野県白馬村で合宿中のノルディックスキー、ジャンプ女子の日本チームが27日、記録会の様子を報道陣に公開し、エース高梨沙羅(クラレ)は「本来のいいジャンプではない」と言いながら2回ともK点(90メートル)を越えてトップの飛距離となる95・5メートル、92メートルをマークした。

 夏のグランプリ(GP)2戦を終えて総合首位に立つ。2連覇が懸かる残り4戦に向けて「自分のジャンプに集中するだけ。結果は後からついてくる」と述べた。

 強風で午後の飛躍は取りやめ、体育館でバレーボールをして汗を流した。球技が苦手という高梨はミスが多く「周りに迷惑をかけてしまった。もっとうまくなりたい」と苦笑いした。

 GPで初めて3位に入るなど好調な伊藤有希(土屋ホーム)は「踏み切るタイミングの遅れを修正したい」と誓った。

 合宿は29日まで。ロシア(9月13、14日)、カザフスタン(同21、22日)でのGPに備える。

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2013年8月27日のニュース