井上監督 うれしい金「20歳の青年が素晴らしい精神力」

[ 2013年8月27日 09:59 ]

柔道の世界選手権第1日

(8月26日 リオデジャネイロ)
 初めて世界選手権で指揮を執る男子の井上監督にとっても、うれしい金メダルとなった。スーツ姿で客席から熱い視線を送り、準々決勝後には左脚を引きずっていた高藤を「おまえは負けるためにここに来たわけじゃないぞ。絶対に世界チャンピオンになるんだ」と鼓舞したという。

 高校、大学の後輩にあたる若武者が期待に応え、最高の滑り出しとなった。試合後、報道陣に応対する高藤の肩をしっかりと抱き「20歳の青年が素晴らしい精神力」と褒めた。自身は世界選手権を3度制したが、また違う喜びがあるようだった。(共同)

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2013年8月27日のニュース