10秒01の桐生にスポーツ賞!京都府知事と市長を訪問

[ 2013年5月14日 10:20 ]

京都府スポーツ賞優秀賞を授与され、山田啓二知事(左)らと笑顔で記念写真に納まる桐生祥秀選手(中央)

 陸上男子100メートルで日本歴代2位の10秒01を記録した洛南高3年(京都市)の桐生祥秀選手(17)が14日、京都市の門川大作市長と京都府の山田啓二知事を訪問し、市スポーツ特別大賞と府スポーツ賞優秀賞を授与された。

 山田知事からスタート時の心境を問われると、桐生選手は「いつも何も考えずに感覚を研ぎ澄ませている」と落ち着いた様子で話した。授与式後、記者団に「9秒台を目標にこれからも頑張る」と決意表明。最近の生活を尋ねられ「電車通学中にほかの高校生から気付かれるとうれしい」とはにかんだ。

 特別大賞とスポーツ賞優秀賞はいずれも京都にゆかりがあり、優秀な成績を挙げた選手に贈られる。桐生選手の特別大賞受賞は昨年に続き2回目、スポーツ賞優秀賞の受賞は一昨年、昨年に続き3回目。

 桐生選手は4月29日に広島市であった大会で、ジュニア世界記録タイでもある同記録をマーク。5月5日に東京都で開かれた国際大会では3位入賞(10秒40)を果たした。

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