レスリング、五輪存続へ 女子2階級増の方針固める

[ 2013年5月9日 08:51 ]

 【ロンドン共同】国際レスリング連盟(FILA)のラロビッチ会長代行は8日、2020年夏季五輪でのレスリング存続のための改革として、現在五輪で4階級実施している女子を2階級増やして6階級とする方針を固めたことを明らかにした。AP通信が報じた。

 昨年のロンドン五輪では55キロ級で吉田沙保里(ALSOK)が3連覇するなど、日本女子は3階級を制した。同会長代行は「現在の女子は競技として素晴らしい」と述べた。一方で、それぞれ7階級ある男子のフリースタイルとグレコローマンスタイルを1階級ずつ削減するという。

 FILAは18日の臨時総会(モスクワ)で改革案を審議。20年五輪で実施の残り1競技について協議する29日の国際オリンピック委員会(IOC)理事会で提案する。(共同)

続きを表示

2013年5月9日のニュース