遼 気になる?松山の動向チェック「英樹を見てみたい」

[ 2013年5月7日 06:00 ]

5番でバンカーショットを放つ石川

USPGAツアー ウェルズ・ファーゴ選手権最終日

(5月5日 米ノースカロライナ州シャーロット クウェイルホローC=7492ヤード、パー72)
 47位スタートの石川遼(21=CASIO)は1バーディー、3ボギーの74と崩れ、通算3オーバーの50位に終わった。70のデレク・アーンスト(22=米国)が通算8アンダーで並んだデービッド・リン(39=英国)とのプレーオフを制し、ツアー初優勝。賞金120万6000ドル(約1億1900万円)を獲得した。

 インから出た石川は15番でバーディーを先行させたが、その後はボギーを3つ叩いた。スコアを2つ落とし50位。それでも「こんなに悪いプレーでもこの順位。悪いなりに大叩きせず、耐えた。大きな経験になった」と前向きに捉えた。

 ライバルの活躍が刺激になっている。つるやオープンで優勝を飾った松山英樹だ。国内ツアーの動向は常にチェックしており「ジャンボ(尾崎将司)さんもそうだったけど、出る試合で必ず優勝争いするっていうのは、今のタイガー(ウッズ)みたい」と絶賛する。

 自身は9月までは帰国せずに米ツアーに専念する予定だが「英樹を見てみたい。一緒に優勝争いしたい」と近い将来の対決に期待を膨らませた。マスターズ最終日に68を出して以降、調子は上向いており「レベルアップした、と英樹に言われるよう頑張る」とライバル心を隠さなかった。次戦は16日開幕のバイロンネルソン選手権(テキサス・TPCフォーシーズンズ・リゾート)に出場する。

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2013年5月7日のニュース