JOC竹田会長、招致ルール厳守を求める…都知事失言で

[ 2013年5月7日 18:12 ]

 日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長は7日、東京都内で開いた理事会で、東京都の猪瀬直樹知事が2020年夏季五輪招致を争うイスタンブール(トルコ)について失言した問題に触れ「招致活動のルールを厳守し、二度とこうした問題が起こらないように協力をお願いしたい」と出席者に求めた。

 国際オリンピック委員会(IOC)による処分はなかったが、元IOC副会長の猪谷千春理事は「政治や宗教の問題は複雑で、115人のIOC委員がいれば115通りの考えがある。災いを転じて福となす、で頑張るしかない」と話した。

 4月下旬にIOCの会議(リマ)で25人のIOC委員に東京をPRしたという竹田会長は「開催計画が高く評価されている」と好感触を強調し、「これからも公正で真摯な招致活動を展開していきたい」と述べた。

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2013年5月7日のニュース