連覇狙うアザレンカ 苦しんで5年連続16強

[ 2013年1月19日 12:03 ]

女子シングルス3回戦で強打するビクトリア・アザレンカ

 テニスの全豪オープン第6日は19日、メルボルンで行われ、女子シングルス3回戦で2連覇を狙う第1シードのビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)がジェイミー・ハンプトン(米国)に6―4、4―6、6―2で勝ち、5年連続でベスト16入りを果たした。

 世界ランキング1位のアザレンカが、41本のウイナー(決定打)を数えたハンプトンの強打に苦しんだ。第2セットを落とし、最終セットも第3ゲームで先にブレークを許すと絶叫。それでも次のゲームから5ゲーム連取し、何とか面目を保ち「私は多くのショットをミスしてしまった。彼女は驚くべきプレーをしていた」と安堵の表情を見せた。

 腰の痛みに顔をゆがめながら、思い切りのいいショットを打ち込んできたハンプトンの気迫にのまれた。凡ミスの数が28本と多く、2時間9分の激戦をしのいだ23歳の第1シードは「次の試合に向けて、もっと練習しないといけない」と立て直しを誓った。(共同)

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2013年1月19日のニュース