葛西が日本勢最高10位「トップと戦える自信がついてきた」

[ 2012年11月26日 00:38 ]

男子個人 葛西紀明の1回目

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は25日、リレハンメルで個人第2戦(HS138メートル、K点123メートル)を行い、40歳の葛西紀明(土屋ホーム)が136・5メートル、132メートルの260・5点で日本勢最高の10位になった。竹内択(北野建設)が135メートル、125・5メートルで13位だった。

 グレゴア・シュリーレンツァウアー(オーストリア)が141メートル、137メートルの275・5点で今季初勝利、通算41勝目を挙げた。

 清水礼留飛(雪印メグミルク)が24位、渡瀬雄太(雪印メグミルク)は29位だった。作山憲斗(北野建設)は2回目に進めず、伊藤謙司郎(雪印メグミルク)は予選落ちした。

 ▽葛西紀明の話 ちょっと(踏み切りの)タイミングが遅れたけど、いいジャンプはできた。助走の滑りも良いので、あとはタイミング。トップと戦える自信がついてきた。

 ▽渡瀬雄太の話 試技ですごい失敗をしたので同じことをしないことだけ気をつけた。うまくいけば上にいける感じはある。ここからがスタート。

 ▽清水礼留飛の話 1回目は一番良かったけど2回目は一番悪かった。2戦飛んで、こういう感じかなというのは分かった。失うものはないので思い切りやるだけ。

 ▽竹内択の話 しっかり踏み込めなかった。このジャンプ台は苦手意識があって克服できなかった。ジャンプの内容が良くないのが不満。(共同)

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2012年11月26日のニュース