史上初の“800勝対決”は若の里に軍配「ぼろぼろだけど…」

[ 2012年9月22日 19:57 ]

通算800勝以上の力士が対戦するのは史上初となった若の里(右)、旭天鵬戦

大相撲秋場所14日目

(9月22日 両国国技館)
 若の里―旭天鵬の一番は36歳の若の里がもろ差しで寄り切った。日本相撲協会によると、通算800勝以上の力士が対戦するのは史上初。若の里は「お互い年も年でぼろぼろだけど、勝ててよかった」と感慨深げに話した。

 ともに1992年春場所初土俵。38歳の旭天鵬は「20年たっても、まだ対決できるなんて」と言えば、若の里は「(同期で)10人くらい関取になったけど、残ったのは2人だけ。まだまだ頑張ってまた対戦したい」と力を込めた。

 帰り際には旭天鵬が「おっさん強いなあ」と声を掛け、ファンの要望に応えて2人で記念写真に収まる一幕もあった。

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2012年9月22日のニュース