潮田玲子、心残りは五輪…今後は「伝える立場に」

[ 2012年9月22日 20:14 ]

現役生活に幕を下ろし、記者会見で涙を見せるバドミントンの潮田玲子

 現役を引退した潮田は記者会見で涙ぐみ、バドミントンに対する思いや今後について語った。

 ――試合を終えて。

 「完敗だったが、ベスト4の舞台に立てるのが特別なこと。(混合ダブルス転向後)この4年間悔しいことだらけで逃げ出したいこともあったが、最後に最高の舞台で戦えて報われた」

 ――バドミントンとは。

 「6歳から始めて、バドミントンとともに成長してきた。私の人生すべてだったし、コートが唯一、自分らしくいられる場所だった」

 ――印象に残る大会は。

 「女子ダブルスで(小椋さんとのペア)解散が決まって臨んだ(2008年)全日本総合選手権で5連覇したとき。もう一度戦おうという気持ちになった大会だった」

 ――心残りは。

 「五輪。北京もロンドンも目標に届かず心残りだが、頑張れたのは良かった」

 ――注目されるつらさは。

 「なかったと言えばうそになる。責任もあったけど、その分たくさん応援してもらえたし、充実した競技人生だった」

 ――今後は。

 「普及活動はしたいし、育ててくれたバドミントンに恩返しがしたい。スポーツを伝える立場になりたいという気持ちはずっとある」

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2012年9月22日のニュース