遼 ショット乱れて58位に後退「失敗しました」

[ 2012年7月30日 06:00 ]

ボールの行方を見つめる石川

USPGAツアー カナダ・オープン第3日

(7月28日 カナダ・アンカスター ハミルトン・クラブ=6966ヤード、パー70)
 26位から出た石川遼(20=パナソニック)はショットに精彩を欠き、3バーディー、6ボギーの73で、通算1アンダー、209の58位に後退した。64をマークしたロバート・ガリガス(34=米国)が通算16アンダー、194で単独首位に立った。

 石川は優勝争いへの浮上を狙ったが、気持ちとは裏腹に58位に後退し、「いいリズムでプレーできなかった。失敗しました」と肩を落とした。全英オープンの翌週ということもあり、今大会は米ツアーの主力選手はあまり出場していない。好成績を残して獲得賞金も増やしたかったが、上位は遠のいた。44%のパーオン率が示すようにショットの乱れが苦戦の原因。「無心で打てている時はタイミングが合うし、曲がらない。日ごろの練習だと思う」と険しい表情を見せた。

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2012年7月30日のニュース