遼、吉兆ペアリング!“七色”球質で上位進出狙う

[ 2012年7月17日 06:00 ]

16番、セカンドショットを放つ石川

 メジャー第3戦、全英オープンは19日、英国リザムセントアンズ、ロイヤルリザム・アンド・セントアンズで開幕する。16日は予選ラウンドの組み合わせが発表され、石川遼(20=パナソニック)は全英5勝のトム・ワトソン(62=米国)、10年の全米プロ覇者、マルティン・カイマー(27=ドイツ)と同組となった。

 石川にとっては吉兆のペアリングだ。全英は過去3度出場も決勝に進出したのは10年(最終成績27位)だけだが、その年の予選もワトソンと同組だった。また、同年の全米オープンでもワトソンと回り、予選を2位通過(最終成績33位)。相性が良いだけに好発進が期待できそうだ。

 石川は15日から練習ラウンドを開始。プロ転向時は62キロだった体重が、現在はデビュー当時に理想としていた73キロまで増えた。「体重がボールに乗るようになった。一つのクラブで何色もの距離を出せる。ドローにフェードにストレート。飛ばそうと思えば飛ばせるし、風に乗せたり、ぶつけたりもできる」とパワーアップでリンクス特有の強風にも負けない“七色”の球質を手に入れた。「今までとは別人。本当にゴルフが変わった」と上位進出に自信を見せた。

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2012年7月17日のニュース