不思議なご縁感じた…藍、ツアー創設者と感激ラウンド

[ 2012年3月16日 06:00 ]

 米女子ツアーのRRドネリー・ファウンダーズ・カップは15日、アリゾナ州ワイルドファイアGCで開幕する。宮里藍(26=サントリー)は14日はプロアマ戦に出場し、米女子プロゴルフ協会(LPGA)創設者の一人、シャーリー・スポークさんと一緒にラウンド。世界の舞台で戦える喜びをかみしめた。

 宮里にとって感慨深い一日となった。「84歳なのに記憶力が凄い。真っすぐ打つし、テンポも一緒」というスポークさんの腕前はもちろんだが、それ以上に「不思議なご縁を感じた。彼女たちがいなかったら、私は今ここにいない。凄いことをしてくださった」と62年前に米女子ツアーをつくったことに感謝。日本人でありながらトッププロとして受け入れてくれるツアーの懐の深さをあらためて喜んだ。

 3週前のHSBCチャンピオンズ最終日に高熱を出したが、休んで復調した。今大会については「グリーンもフェアウエーも硬くタフ」と警戒するものの、「自分をリセットしてシーズン入りできている」と自信をのぞかせた。

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2012年3月16日のニュース