女子は小倉ひまわりが優勝!男女計50人が全国切符

[ 2012年3月16日 06:00 ]

男子A、B、Cの各ブロックを制した(左から)吉田隼人、伊藤優太、須藤啓太と女子優勝の小倉ひまわり(手前)

平成23年度関東中学校ゴルフ選手権春季大会

(3月15日 千葉・真名CC)
 3ブロックで行われた男子のAは吉田隼人(栃木・佐野日大3年)が71、Bは伊藤優太(埼玉・高麗川2年)が72、Cは須藤啓太(山梨・山梨南2年)が72で、それぞれ優勝。女子は小倉ひまわり(東京・麹町1年)が71で優勝した。男子はAが7位タイまでの9人、Bは上位8人、Cは8位タイまでの11人、女子は15位タイまでの22人が全国大会(27~28日、滋賀・瀬田GC)の出場権を獲得した。

 ≪B’zパワーで吉田ブロックV≫Aブロックを制した吉田は大好きなB’zの稲葉浩志のソロ「Not Too Late」をラウンド中に心で歌い、プレーもリズムに乗った。「バラード系だけどサビは激しい曲」に自らも同調。9メートルの強風が吹く中で我慢のゴルフを続け「アンダーで上がりたかった。最後は頭の中でサビの部分が流れた」と17番パー5では2オンを狙う激しい攻めでバーディーを奪い71で回った。夏に続く大会連覇で勢いに乗った吉田は「最後なんで優勝したい」と全国大会を見据えた。

 ≪ひまわり咲いた!アンダーパー71≫小倉が試合では自身初となるアンダーパーの71で優勝した。イーブンで迎えた最終18番パー5は狙い通りにバーディーを決めてガッツポーズ。「まさか優勝できるとは」と笑顔。小3でゴルフを始め、小6の時に早くも70で回った才能の持ち主。1歳から始めた和太鼓は「マメができるから」と最近は自粛気味だが、腕と体を一体にして動かすのがゴルフと似ているという。将来有望な13歳は全国大会に向け「1年生なんで挑戦」と意欲を示した。

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2012年3月16日のニュース