BMWゲット!藤原「やっとゴールした気分です」

[ 2012年3月14日 18:56 ]

東京マラソンの副賞として贈られた高級外車BMWの前でポーズをとるマラソンの藤原新選手

 ロンドン五輪の男子マラソン代表に決まった30歳の藤原新(東京陸協)が14日、東京都内で東京マラソンの日本人トップの副賞になっていた高級外車BMWの贈呈式に出席し、満面の笑みで「この日を心待ちにしていた。やっとゴールした気分です」と喜んだ。

 実業団に所属しない“無収入ランナー”の藤原は「ロンドン、BMW、賞金」と頭の中で唱えながら走った。レース前には富山県内で一人娘と生活する優子夫人から「(BMWを)取ってこい!」とハッパを掛けられたエピソードも披露。色は赤を希望する夫人と、青を望む藤原で家族会議中という。

 この日はホワイトデー。昔から憧れていた約600万円相当の高級車を前に「これが(夫人への)プレゼント?」と問われると、少し思案して「僕が乗れなくなってしまう…。2人で乗ります」と笑わせた。

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