長谷川らが五輪へ意欲「ベストを出せば結果はついてくる」

[ 2012年3月14日 17:09 ]

強化合宿で汗を流す長谷川恒平(右)

 レスリングのロンドン五輪アジア予選(3月30~4月1日・アスタナ=カザフスタン)に出場する男子の日本代表が14日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで強化合宿を公開し、グレコローマンスタイル55キロ級の長谷川恒平(福一漁業)や同60キロ級の松本隆太郎(群馬ヤクルト販売)らがスパーリングで汗を流した。

 2010年広州アジア大会で金メダルを獲得したが、昨年の世界選手権で精彩を欠いた長谷川は「相手どうこうではなく、自分のベストの力を出せば結果はついてくる」と五輪へ意欲をのぞかせた。合宿中に右股関節を痛めたフリースタイル55キロ級の湯元進一(自衛隊)は完治まで3週間かかる見通しだが、予選に出場するという。

 フリーは5階級、グレコは7階級に出場し、各階級で上位2人の五輪出場枠獲得を目指す。日本協会は出場枠を獲得した選手を五輪代表に決定する方針で、佐藤満男子強化委員長は「フリーで2、グレコで3から4枠を取れれば」と話した。

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2012年3月14日のニュース