王子、堅い守りで３―０快勝！プレーオフ決勝へ王手

　アイスホッケーのアジアリーグは４日、北海道苫小牧市白鳥アリーナなどで上位４チームによるプレーオフ準決勝（３勝先勝方式）の第２戦が行われ、先勝しているリーグ戦１位の王子は第２Ｐの２分、高橋の先制ゴールで主導権を握ると、ＧＫ春名を中心とした堅い守りでリーグ戦４位の日本製紙の反撃を封じて３―０で勝利。決勝進出へ王手をかけた。またリーグ戦２位のハルラ（韓国）も同３位のアイスバックスに４―１で連勝。第３戦は６日に行われる。

　王子はリーグＮｏ・１の守備力を発揮し連勝。日本製紙を封じてリーグ戦では１度もなかった無失点勝ちを演じた。山中監督も「相手より一歩前を行く運動量で、チームディフェンスができていた」と満足そう。優勝した０７年以来４年ぶりの決勝進出へあと１勝と迫り「満足することなく、強い気持ちで臨みたい」と語った。あす６日の第３戦はホーム苫小牧で開催。地の利を生かして３連勝をもくろむ。