元星風の訴訟が結審 判決は5月24日

[ 2012年3月5日 19:25 ]

 大相撲の八百長問題で日本相撲協会を解雇された元十両星風のボルド・アマラメンデ氏(28)=モンゴル出身=が、相撲協会に力士としての地位確認と慰謝料2400万円を求めた訴訟は5日、東京地裁(渡辺弘裁判長)で結審した。昨年2月に発覚した八百長問題により解雇された元力士の本訴で最初となる判決は5月24日。

 口頭弁論で元幕内光龍のエルデネスフ・ムンフオギル氏(28)が出廷。自身も八百長関与を認定されて引退した同氏は「星風は真面目で気が強く、土俵態度を見てもそういうこと(八百長)をする力士ではない」と証言した。

 代理人の北村晴男弁護士は「九十九パーセント勝たなければいけない事案。手応えは十分」と話した。

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2012年3月5日のニュース